司法書士会について

会長の挨拶

　会長の嘉村といいます。
ところで司法書士って何する人、行政書士とどう違うの。とかよく聞かれます。
どうも私たちの業務範囲が判りずらい様です。
もしかしたら私たちの広報、アピールが足りないのかもしれません。
私たちの業務は司法と名が付くように法律の世界で飯食ってるわけです。
つまり、私たちが足を運ぶ先は裁判所と法務局（昔で言う登記所）なんです。
裁判所（特に簡易裁判所）に代理人として法廷に立ったり、書類を作成して提出したり又、法務局には不動産や会社に関する登記事項あるいは供
託（国にお金を預かってもらう事）とかをパソコン等を通じて申請するわけです。
ここが行政機関を相手先とする行政書士と明らかに違うところです。
行政書士はこの裁判所と法務局には代理人として出頭したり、若しくは書類の作成や提出等が出来ないのです。
私たちはこのように国家資格を与えられて言わば独占業務を行っている訳ですから、一方では社会貢献いわゆるプロボノ活動もいろんな場所、形態で事業として行っております。
まず、出前及び教育講座の開催です。
中学高校に行って、カードやクレジットに関して料金や利息といった仕組みを講演したり、携帯電話にまつわる出会い系ソーシャルネットワーク等利用での注意点に関しての講演したり、関連資料の提供を行います。
次に老人クラブや各地公民館に出向いて通信販売や訪問販売の注意事項や詐欺商法事例についての講演、刑務所での講話、商工会や商工業関係者に対する手形小切手から事業承継に関する事まで幅広く講演を行っております。
また、相談会の開催も無料にていろんな方法でそしていろんな場所、地域で沢山行っております。
まず市役所ですが東の鳥栖から西の伊万里まで全県下と幅広く、勿論、過疎地（我々は司法過疎地と呼んでおりますが）での相談会も年に数回行っており、長崎県司法書士会と共催で鷹島や太良町と県をまたいでの相談会も段々と定着してきました。
電話相談も行っております。
毎週月曜、火曜、木曜と実施しており、市民の皆さんが利用し易いように、夕方から夜にかけて開設しております。
他にもまだ皆さんにお伝えしたい事が一杯ありますが、紙面（画面？）の都合上、ここいらで終わりますが不動産、会社の登記に限らず、家族、夫婦、親子といった家庭一般の事、そして遺言相続全般について、更には会社組合の合併や分割、組織替え、今流行のMA＆Aと商売に関する事も我々司法書士の得意分野ですので電話でも、メールでも気軽に相談ください。